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カールじいさんの空飛ぶ家を見ました。
本当は星3つだけれど、犬の描写がうまいから
★★★★☆　星4つ

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リカが高校2年の時、ボーイフレンドを家に連れてきた。
柔道部員で金太郎のような面差し（髪型は違うよ）
、日本男児を絵に描いたような男の子だ。

いつの間にか、一緒に晩御飯を食べるようになり、
きんたろはリカと台所の後片付けをするようになった。（私はその間、グータラ)

私は毎日きんたろに何を食べさせようかと、考えるようになり、きんたろが煩わくなった。
「おばさんは、仕事で疲れてるんだからね！」と玄関のきんたろに怒った事がある。
それでもきんたろは来た。
なぜか、落ち着くらしく
普通ならば、リカの部屋に行くだろうに、
ずっと居間にいてテレビを見たり、リカと車の雑誌を見たりしていた。

ゴミの日には数個あるゴミ袋を一人1往復で出し、
冬は黙々と雪かきをしてから、体育館に行った。

仕事から帰宅すると、リカときんたろが二人でオムライスを作って待っていてくれたこともあった。（美味しくて嬉しくて泣けた）

そのうち、ほぼ毎日会うので、我が家の事情もきんたろに知られることになった。（隠すと気を使って疲れるからね）
私が「もう仕事なんかしたくないや！」なんて泣き言を言うと、
夢を叶えるゾウ　や　気付きの幸せ　なんてやる気の出るスピリチュアルな本をリカ経由で届けてくれた。
（照れ屋なので直接自分から渡せない）

そして、今年の4月、高校を卒業して自衛隊空挺団に入るため千葉の習志野に行ってしまった。
息子が遠くに行ってしまったような・・・