先週のことです。
「来週からは発注商品を一緒に考えましょう」
本部の担当者が言いました。（彼は議論が大好きなんです。筋金入りのお喋りです）

え？何故？
開店以来ずっと売り上げが伸びているのに？
納得できません。
「うちのお客さんが好きなものを仕入れる！」と訴えたのですが
彼は、本部の利益になる商品を仕入れる方向に誘導しようとしていました。
（よくあることで、この人の場合真面目さゆえに、会社の施策を推し進めることだけで頭がいっぱいで、周りが見えていない状態でした）
いくら説明しても平行線。
分かってもらえず、自信を無くしました。
私よりもひとまわりも若い彼さえ説得できない
そんな自分が情けなくなり、胃がキリキリ痛みました。

今日はその担当者がやって来る日でした。
朝から憂鬱～・・・
相方にその憂鬱の原因を言うと「大丈夫だから心配するな」と余裕の笑顔。
ヘンダゾ？
熱でもアルノカ？

本部の担当者と相方は事務所に行きました。
１時間後、事務所をそっと覗いてみると
いつもは、とうとうと喋り捲る本部の担当者の声が全く聞こえないではありませんかっ。
それどころか、なんと！相方に対し相槌を打って頷いているではありませんか～っ！
その時、相方はこう言っていました。
「君が間違っているとは言わないが、商売の基本をわかってないんじゃないのかい？」
2時間経ち
３時間経ち
４時間経って、やっと話し合い？が終わり
担当者さんは、疲労困憊した表情で言葉少なに店を出て行きました。
ありがたいことに、私と一緒に発注商品を考える事は諦めたようです。
相方といえば涼しい顔・・・。
担当者さんは納得したのか聞いてみると
「したよ」という返事。

相方！頼もしい～！
（力仕事はいつも私にやらせるけど・・・）

担当者さんの思考の先々を読んだねぇ
さすがマージャンで鍛えた洞察力だよ
（そういえばこの前チャイムの修理も私が直したよねぇ）

強い信念があってこその勝利だ！
この、ガンコオヤジ！
（夫婦喧嘩の時は、これが超面倒くさいんだよ～・・・）

あっあ～っ！(´ﾟ∀ﾟ｀；)・・・ごめんごめん・・・！
今日は心から素直に感謝し、誉めるつもりだったのに
ついつい・・・

では、改めて・・・
相方さん、ご苦労さまでした～

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