-----------------------------------------

 

「よし！行くぞっ！」
早起きは三文の得。家事を早めに終わらせて開店と同時に秋冬の洋服を買いに行きました。
本当は札幌まで行きたいのですが、仕事に間に合わなくなるので隣町の洋服屋さんまで。
昔からオシャレが大好き！どうしても余所行きのステキな服に目が行ってしまうのですが、どうせ着る機会などありません仕事と家との往復だけですもん・・・。
残念ながら数枚のニットとジーンズと薬局用のパンプス、ワンコ用の絨毯にしました。

薬局の仕事中、バイトの子から電話があり、明日は急用でシフトに入るのが遅れるとの事。
それまで延長してシフトに入っていてくれませんか？　だって。
じゃあ何かい？・・・私は11時間働くってかい？！
お給料も貰えないのに・・？
それでなくてもサポーターだらけなんだよ。
足腰が弱り始めているオバサンには辛すぎる。
とも言えず「分かった～　でも早く来てﾈ」と返事をしてしまった私なのでした。
ふ～・・・今日は早く寝ま～す。

----------------------------------------------

 

ちょっとだけ愚痴っていいですか
休みが無いってことは、会いたい人に会えないってこと。（病院へのお見舞いも含めて）
話したい人に話せないということで、とても寂しい毎日を送っています。
人として異常な生活に間違いありません。
こんな生活に巻き込んだ相方は許しがたい存在に思われます。
なんの権利があって！と思います。

「おはよう～♪」
今、相方は機嫌よく起きてきました
（事務所で仮眠をとったりはしているようですが）
今から明日の昼まで仕事です。
顔を洗いならがら鼻歌を歌っています。

以前、脱サラしてこんな大変な仕事を始めちゃって、何がどう楽しいの？と聞いた事があります。
なんと！
相方は「家族と一緒にいられる事」と答えました。

私は365日働き、
欝になり
不規則な生活と寝不足でコジワが増え
ワンコたちと満足に遊んでやれなくなり
娘たちと一緒の時間が減り
ご飯は一緒に食べられなくなり
旅行はおろか一緒にお買い物にも行けなくなったというのに
家族と一緒にいられるのが楽しいだって～！

確かにサラリーマンだった頃は、相方の帰宅時間は毎日夜遅くて娘が寝た後だったけどさ

人を犠牲にしておいて、自分の望みを叶えるとは・・・
しかも、相談なしで始めたくせにいつのまにか何かにつけて「家業だからっ！」と言いだす始末。
どう落とし前つけてくれよう

この気持ちを言ってみたところで宇宙人には伝わらない
水をさす意地悪な女だ！としか思わないだろうからね
ここまで来たんだ　好きにやれよ！
でも、愚痴くらい言わせてよ

せめて・・・せめて一緒の墓には絶対に入らないからね～

相方は、今、「行ってきま～す」と出て行きました。


結局長くなってしまいましたね。・・・
愚痴なんかでごめんね。
でも、聞いてくれてありがとう
 

-------------------------------------------------

20時、仕事終わり。
暗くて寒い帰り道。
冬が駆け足で近づいてくる。
家に帰っても誰もいない。
台所には朝作ったシチューがあるけれど、なんだか悲しい。
いつかリカがお嫁に行ったら、自分はどうして生きていけばいいんだろう。
1日1度はお腹の底から笑えるように自分をどんなふうにしていけばいいんだろう。
でも・・・こんなふうに思えるのは、時間に余裕があるからだね。
もっともっと忙しいときは、寂しがっている暇も無かったもの。
さあ、シューを暖めて食べようか～